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よい住まい特集

「良い住まい」に必要なもの その1~光

こんにちは、にこです。
前回は、「良い住まい」とはどんな住まいか、というお話をさせていただきました。
今回からは、健康に「良い住まい」に必要なものについて、数回に分けて具体的に解説をしていきます。

「良い住まい」に必要なもの その1~光

日当たりが良い家の方が健康にも良い

「体内時計」のリセットで快活な一日を

第1回目のテーマは「光」です。
家を買おう、と思ったときに日当たりを気にされる方は多いと思います。実際、マンションも北向きの部屋より南向きの日当たりの良い部屋の方が値段も高く、そして買い手も付きやすい傾向にあります。また、注文住宅を建てる際には、建築家の方は家の中にできるだけ多く光が入るように綿密に計算をします。

医学的に見ても、日当たりが良い家の方が健康にも良いということが言えます。これもいろいろな理由があるのですが、今回は「光」に焦点を当ててみます。
理由の一つに、太陽の光は「体内時計」をリセットするということがあります。
通常、人間は朝起きて夜眠ります。これは一定の周期で生理現象が起きる「体内時計」と呼ばれる働きによるもので、ほとんどすべての生物に備わっています。オジギソウという植物がほぼ24時間周期で動き続けるのも、この「体内時計」のなせる業です。
人間の体内時計の周期は24.8時間といわれています。1日は24時間なので、放っておくとちょっとずつ起床時間がずれそうな気がしませんか?このずれを直してくれるのが、朝浴びる太陽の光なのです。体内時計を司るのは脳の中にある視交叉上核という部位です。眼から入った光の情報はこの視交叉上核に到達し、体内時計をリセットしてくれるのです。昼間きちんと太陽光を浴びることで、夜になると脳内の松果体からメラトニンというホルモンが出てぐっすり眠れるようになるのです。

太陽の光をある程度浴びることは、うつ病などの予防にもつながるといわれています。網膜に当たった光はセロトニンというホルモンの分泌を促します。セロトニンは精神の安定など多彩な働きをもっていて、セロトニン不足はうつ病の大きな原因となるといわれています。
冬になるとうつ状態となる方が増えますが、これも日照時間が関係しています。世界的に見ても緯度の高い国でうつ病および自殺者が多いとされるのも、日照時間が短いせいであるといわれています。1日中ビルの中で働くオフィスワーカー、とくにシステムエンジニアにもうつ病患者さんが急増しています。職場でのストレスなども大きく影響していますが、実はこれも、陽の光を浴びることが極端に少ないことが原因の一つであるとされているのです。

逆に、夜間に不必要な光を浴びない、ということも重要です。例えばコンビニの店内くらいの照度の光を浴びてしまうと、睡眠・覚醒のリズムが崩れるといわれています。寝室は明るくないと寝られない、という方もいると思いますが、医学的にはある程度は暗い方が好ましいです。夜にトイレに起きるために電気を付けておきたい、という場合には、ホテルの部屋のように直接ご自分の顔に光が当たらない形の足元灯を設置するとよいでしょう。

いかがだったでしょうか?次回は「風」について解説していきます。

■Dr.Profile

  1. にこ先生



  2. 1999年 某大学医学部卒業、医師免許取得 大学病院勤務

  3. 2000年 某大学大学院医学研究科入学、同年長男を出産

  4. 2004年 大学院修了、医学博士号取得

  5. その後、民間病院勤務を経て

  6. 2013年より某地方都市の市立病院内科に勤務、地域医療に携わる。

  7. 「健康寿命を延ばすこと」をテーマに診療および執筆活動を行う。
  8. ※ご提供いただいている記事は あくまでもにこ先生個人による見解です。


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